オトナもハマる!?身近な草あそび3選 # 親子 # 自然 # 遊び ライフスタイル 2022.10.24 温暖な静岡県、その中でもさらに温暖で自然も豊かな藤枝市。 野に山に、いろんな遊びを楽しむ方も多いでしょう。 ハイキングやピクニックの合間など、ちょっとした時間にできる草あそびもいいものです。 今回は、どこにでもある草を使って、楽しい、特にオトナがハマりそうな草あそびを3つ、ご紹介しますね! カラムシは静かに生えているのにどうしてあんな音を出すのか問題 道端でよく見るこの草、名前はご存知ですか? もしかして、シソの仲間だと思っている人も多いのでは。 これは、カラムシ、またの名をマオ、ヤママオと言ってイラクサ科の雑草です。 繊維がじょうぶなため、古代には衣服にも利用されていたとか。 この葉でできる遊びが、カラムシはざしです。 まず虫食い穴や傷がなさそうな、大きくてきれいな葉を摘み取り、片手を筒状に丸めてできた人差し指と親指の丸の上にのせて、真ん中を軽くくぼませます。 それから、もう片手を平手にして、上から勢いよく叩きます。 くぼみの空気が圧縮されて、ぽん、と小気味の良い音を立てて葉が破裂します。 いかに大きくてすてきな破裂音が出せるか、試してみてくださいね。 カヤツリグサの茎の断面は三角なのになぜ四角形が現れるのか?問題 カヤツリグサはカヤツリグサ科で、これも道端や広場、田畑の近くに多く生える雑草です。線香花火みたいな見た目ですよね。 この草を採ってみると、茎(くき)の断面が三角形をしているのにお気づきになるでしょう。 この三角形の茎を使って、昔から知られた不思議な遊びをやってみましょう。 まずは、茎を15センチから20センチくらいの長さで上下を切り落とします。 断面と茎の部分を単純化して図式化すると、こんな感じになります。 これを断面からそっと切れ目を入れ、ゆっくりと茎を割いていきます。 この時に、左右の断面から割く位置を、図のようにずらすのです。すると…… あら不思議。気づくとこのようなオシャレな四角形ができています! これを昔の人は吊った蚊帳にみたてて遊んだのだそうです。だから名前もカヤツリグサというのですね。 三角形の断面から茎を互い違いに裂いていって、きれいな四角形を完成させるのがあんがい難しく、気づくとつい、無言で手元に集中してしまう奥の深い遊びです。 いわゆる『わら人形』なのにどうしてこんなに全力で応援してくれるのか問題 日本の原風景とも言える田んぼ、そして稲。 日本人は大昔から米を主食としてきましたが、稲わらをもさまざまな用途で活用してきました。 生活用品のみならず、おもちゃなども稲わらで作ったものがありますよね。 そんな中、なぜか怖い存在の『わら人形』、これもわらで作られています。 しかし、実は一本のわらしべからわら人形を作ることができるのです、しかも人を全力で応援してくれる、可愛い存在として。 簡単にできますので、ぜひ試してみてください。 まずは元気そうなわらを一本用意します(稲刈りのお手伝いの時や農家さんに遊びに行った時、ぜひひと声掛けて、何本かもらってみてください)。 根元にやや近い、丈夫な節(ふし)のあたりを使用します。 左側が根っこ側です。節をはさんで、根っこ側を15センチくらいのあたりで、右側を8ミリくらいの場所で切り取ります。 次に、節にそっと爪を立てて、軸(じく)を切り離します。全部切り落とすのではなく、真ん中の軸に傷をつけないように節だけ切れ目を入れます。 右側の短い方をそっとひっぱると、節につながって、左側、筒(つつ)状の茎から軸が出てきます。これを5~7センチほど引き出しておきます。 左の手元には筒の部分だけ残るので、軸にかからない場所で筒を切り取ります。 筒の部分は7~8センチもあれば十分でしょうか。 筒を切り取ったら、いったん引き出した軸部分をまた、筒の中に戻します。 上に飛び出した節つきの短い軸は両方の手に使用します。 軸をたて半分に裂き、同時に筒の上部分も二ヵ所3時と6時方向、5ミリほど裂いておきます。 その裂け目に腕を折り曲げて入れます。 裂いた上部の軸を片方ずつ、筒に入れた小さな裂けめに曲げながら押し込んで、上図の赤い場所を細いひも、またはわらの細い部分で縛って、ハチマキのようにします。 これで完成! うまくできましたでしょうか? 片手でつつを軽くおさえながらもう片方の手で、下の飛び出しているじくを上下に動かすと、このプチわら人形くん、両うでを精一杯振って全力で応援してくれるのです。 ここにご紹介した他にも身近に生えている草、ほかにもいろんな遊びがあるかと思います。 何度失敗しても、材料はふんだんにあるのが雑草あそびの魅力でしょう。そして、つかの間ですが自然の不思議さに触れるよい機会でもあります。 オトナのみなさまもいっとき子どもに戻って、まずは一度お試しくださいね。 Like