第10回企業訪問 大鐘測量設計株式会社


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大鐘測量設計株式会社」の代表取締役「小田稔彦」さん(写真右)と、
本社取締役「八木一仁」さん(写真左)に、お話を伺いました。

 

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本社社屋

「大鐘測量設計株式会社」の創業は、1963(昭和38)年6月、「大鐘清次」さんが個人事業所として立ち上げた
「大鐘測量事務所」でした。1974(昭和49)年7月に「有限会社 大鐘測量設計事務所」に商号変更し、
さらに1991(平成3)年5月に「大鐘測量設計株式会社」に組織変更しました。
2005(平成17)年に、「小田稔彦」さんが、代表取締役に就任しました。


人と自然の調和を考え、私達の技術と誠意を持って、地域の未来づくりに貢献する
という企業理念のもと、静岡県の公共事業を中心に経済社会や生活基盤の発展とともに成長してきた会社です。

 

 

事業内容

大震災の教訓やICT技術を取り入れた最新の耐震技術を有効に活用し、地震に強い建物や街づくりに向けて、
豊富な経験を持つ建築士がお客様と一緒に考え、最適な方策を提案しています。

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UAV(無人航空機)や3Dレーザースキャナー、3DCAD360度カメラなどを使用して計測、調査することができ、
そのデータを元に、計画・施工・管理の一連の流れを三次元化して表現できるそうです。

※「大鐘測量設計株式会社」では、航空法改正に伴い国土交通省の許可・承認を受けており、
DID地区での飛行」「人や物件から30m以上の距離の確保」の一般的飛行制限を免除されているため、
市街地でも簡易な飛行が可能だそうです。

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道路・河川・橋梁など、土木構造物の計画・設計、また、老朽化対策にも取り組んでいます。

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道路(藤枝黒俣線)
 
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河川(大井川丹原 護岸)
 
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橋梁(中徳橋)
 

たとえば、分譲宅地を設計する場合、区画道路や宅地の敷地だけでなく、地域のコミュニティの場としての
広場や菜園等も考慮し、住みやすい環境と落ち着いた景観を備えた設計・提案をします。

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分譲住宅 計画平面図

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分譲宅地 敷地完成図

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分譲宅地 3D計画図

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分譲宅地3D完成予想図
 

熟練のスタッフによる調査・測量が行われます。

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基準点測量(RTK測量)

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基準点測量(スタティック測量)

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現地測量(平面測量)
 

公共事業の施行に伴い正当な調査・補償を行うため、豊富な知識と技術を持って補償業務管理士が、
関係者への対応、個人情報の取り扱い、補償金算定などを行います。

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具体的な事例

  •  ICT利活用促進モデル事業

豪雨による河川や水路の特性を把握するために、2018(平成30)年から、一級河川大井川水系伊太谷川に
水位計を設置して、LPWA方式の通信システムにより水位を観測しています。
今後は観測した水位データをインターネットによる「見える化」を試行するそうです。

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水位計、雨量計のポータルサイトの画像

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気象計 風向、風力、気圧、雨量、気温、湿度が計れ、
ソーラー電源、LPWAで通信しています。

 

  • i-ConstructionICT施工をお手伝い

i-construction(アイ・コンストラクション)」とは、国土交通省が進めている
「建設現場にICT を活用しようとする取り組み」のことです。
ICT」とは、情報通信技術のことで、コンピューターやネットワークなどの新しい技術を、
建設現場に広めようというものです。

「大鐘測量設計株式会社」では、情報化を前提とした新基準「i-Construction」に取り組んでおり、
技術力を活かしたICT施工で工事施工者に協力できるそうです。

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社会貢献

河川清掃「伊太谷川清掃活動レポート」

「大鐘測量設計株式会社」の「APEOクリーングループ」では、定期的に伊太谷川の清掃活動をしている
そうです。河川内の草刈り作業で目立つようになったゴミを回収し、河川内をきれいにしました。     

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1999(平成11)年から、上智大学アジア人材養成研究センターが取り組んでいるのが、
「アンコール・ワット遺跡 西参道修復工事」です。
その第二期工事の実施にあたり、「アンコール・ワット西参道修復技術交流研修委員会」メンバーとの交流を通して、
修復工事の記録整備システム(モニタリング)として、3D測量技術適用の可能性を提案し、
2018(平成30 )年6月18日から10日間、レーザー計測等の実施に協力。
世界遺産であるアンコール・ワット遺跡の修復事業に関わることで、国際貢献につながりました。

今回の計測により、西参道全体を三次元化した様子が、視覚的に非常にわかりやすく表現されたデータとなったそうです。
「カンボジア人による、カンボジアのための、カンボジアの遺跡保存・修復」という基本方針を受けて、
カンボジアの技術者に新技術の指導を行い、人材育成の支援もできたそうです。

 

「環境コミュニケーション大賞」とは、環境省が1997(平成9)年度より実施している表彰制度で、
優れた環境報告書等や環境活動レポートを表彰することにより、事業者等の環境コミュニケーションへの取り組みを
促進するとともに、その質の向上を図ることを目的とするものです。
2017(平成29)年には、制定20回を記念して、受賞ロゴマークも策定されました。

「大鐘測量設計株式会社」は、2017(平成29)年から、
4年連続で、環境コミュニケーション大賞の優秀賞・優良賞を受賞しています。

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第20回 2017(平成29)年2月「環境活動レポート」部門 優秀賞
第21回 2018(平成30)年2月「環境活動レポート」部門 優良賞
第22回 2019(平成31)年2月「環境活動レポート」部門 優良賞
第23回 2020(令和2)年2月「環境活動レポート」部門 優良賞

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2017年第20回優秀賞受賞・表彰式の様子 

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2020年第23回優良賞受賞の賞状

 

  • 「大鐘測量設計株式会社」が取り組んでいる「エコアクション21」

基本理念

測量・設計・補償業務を通じて私達の技術を発揮し、誠意を尽くして、地域社会の調和ある発展に寄与します。
さらに、自然環境の保全に努め、環境に配慮した活動を展開して、持続可能な社会の形成に貢献します。

 

環境経営方針

1 地球環境保全のため、省資源・リサイクル活動を推進し、二酸化炭素排出量、総廃棄物、水使用量の削減に努めます。
2 環境に配慮した測量調査及び設計提案を進めます。
3 環境関連の法律を遵守します。
4 全社員に環境に関しての教育を行い、環境保全の意識を高めます。
5 ICT技術の習得と利活用を図り、環境への負荷軽減及び測量調査設計の生産性向上を目指します。
6 環境活動レポートを社内外に公表し、社会とのコミュニケーションを積極的に行います。

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採用情報

「大鐘測量設計株式会社」は、
自然環境に調和する社会資本整備のために、技術と誠意を持って、地域の未来を作ろうとしています。
そこで、一緒に働いてくれる人材を募集しています。

  • 自分の意見を持ち、人との協調を大事にできる人。
  • 新しいことに挑戦できる人。
  • 特に建設コンサルタントには、国家資格・民間資格等多岐にわたっており、
    自分の専門分野以外にも欲張って挑戦できる人

を求めているそうです。
詳細は、こちらへ。

 

 会社情報

 

 

 

 

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