第8回企業訪問 “ちょっとお話聞かせてください”

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株式会社 共立アイコム」四代目「小林武治」さんにお話を伺いました。

 

創業〜発展期:教育雑誌から印刷会社へ

「株式会社 共立アイコム」の前身「共立印刷 株式会社」には、創業以前の歴史がありました。

教育者であった「小林治助」さんが終戦を機に退職し、静岡市にあった学友の会社で出版部を立ち上げ、
幼児教育雑誌「あそび」を創刊。その雑誌が順調に部数を伸ばし、印刷機導入により
一般商業印刷も始めたところから印刷会社の歴史が始まります。


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そして1954(昭和29)年に、藤枝駅前の青島市役所(当時、現:藤枝市文化センター)の裏に
「小林治助」さんが初代社長となり「共立印刷株式会社」を仲間7人と創業しました。

その後、高度成長期を迎え、工場・営業所を拡大し、オイルショックなどの苦労も乗り越えます。

1974年(昭和49)には高柳に移転、1979(昭和54)年には、創業時からの片腕「岡本美津雄」さんが、
2代目社長に就任。さらなる設備投資を続けて、文化的な事業も企画し、
地域のリーディングカンパニーに成長しました。

 

1948 (昭和23)   幼児教育雑誌「あそび」創刊    
1954 (昭和29) 「共立印刷 株式会社」創業  
   「小林 治助」さんが初代社長に就任  
1974 (昭和49) 高柳に新工場移転  
1979 (昭和54) 「岡本 美津雄」さんが2代目社長に就任
1981 (昭和56) 静岡営業所(現:静岡支店)開設  
1986 (昭和61)   第1回「文化講座」開催    

 

 

成長期:本社社屋の新築と新体制、マルチメディアを目指す

1988(昭和63 )年は、本社社屋の新築し、「小林正敏」さんが3代目社長への就任、
東京営業所の開設など、大変革の年でした。

印刷は情報伝達の一手段「情報処理伝達加工業」と捉えて、バブルの好景気を背景に、
「会社案内フェア」や「マーケティングセミナー」などを行い、生活情報誌「タウンメニュー」、
地域アート情報誌「GALLERY」「ヤングサッカーニュース」などを次々と発行。
地域の活性化や文化振興にも積極的に寄与し、企業イメージも高まりました。

さらに最新の設備が必要となり、第2工場を開設、最新機も導入されました。


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現・4代目社長の「小林武治」さんは、東京の大学卒業後、金融関係に勤務、その後東京の印刷会社に修業に行き、
1988(昭和63)年、入社直後に東京営業所の初代所長に抜擢され、新市場の開拓を任されました。
以後、常に印刷業界の新しいカタチを求めて来ました。

2001年には、「ソリューション事業推進室」を発足し、お客様の抱えている課題や要望に対応。
2006年には、「株式会社共立E.M.S(Economic Activity  Merchandising Management Social Network)」
設立してウイングを広げました。

さらに、地域振興とマルチメディアの時代を迎え、2008年からは、地域情報紙「むるぶ」を発行、
FM島田に出資して「共立情報ランチ」の放送も始めました。


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1988 (昭和63)   藤枝市高柳に新社屋(本社)建築移転    
  東京営業所(現:東京支店)開設
  
  「小林 正敏」さんが3代目社長に就任  
1989 (平成元) 地域美術情報紙「GALLERY」創刊  
1990 (平成2) 第1工場増築  
1999 (平成11) オンデマンド印刷システムを導入  
2001 (平成13) 第2工場開設。「ソリューション事業推進室」発足  
2004 (平成15) 「ヤングサッカーニュース」創刊  
2006 (平成18) 「株式会社 共立E.M.S」設立  
2008 (平成20) 地域情報紙「むるぶ」創刊
  
  FM島田「共立情報ランチ」放送開始  
2010 (平成23)   オンデマンドカラー印刷機導入      

 

 

新創造期:新しい羅針盤とともに、社内を見える化し大海に漕ぎ出す

2011年、社名を「株式会社 共立アイコム」に変更し、「小林 武治」さんが4代目社長に就任しました。
会社のスローガンは思いを共有し 明日のために 変革とチャレンジを



現在の事業内容は、

  • ICT事業 Web制作、システム開発など
  • セールスプロモーション イベント企画・運営、ブランディングなど
  • 総合印刷 多種多様な印刷物の企画提案・制作・製造
  • メディアサービス 地域情報紙「むるぶ」など、さまざまなメディアを発行
  • 富士山コスプレ世界大会(清水駅前銀座商店街)


もともとの印刷事業だけでなく、課題解決のソリューション新事業として、
アグリ事業の焼酎「風かをる物語」やオーガニック和紅茶「和香味」の開発・販売。
清水駅前銀座商店街で行われる「富士山コスプレ世界大会」や日本産の紅茶を応援する
「世界和紅茶会議」などを開催、事業を牽引&サポートしています。


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2011 (平成23)   社名を「株式会社 共立アイコム」に変更  
  「小林 武治」さんが4代目社長に就任  
2012 (平成24) 焼酎「風かをる物語」発売開始  
  オーガニック和紅茶「和香味」販売開始  
2013 (平成25) 楽天市場「藤枝アグリ」開店  
2014 (平成26) 第1回「富士山コスプレ世界大会」開催  
2015 (平成27) 第1回「世界和紅茶会議」開催  
        楽天市場「静岡産」開店    

 

さらに近年、大きく力を入れているのは、会社の情報を見える化すること。
2016年秋に、MIS(経営情報システム)が始動し、共立アイコムの羅針盤なので「アイコンパス」と名付けました。

それにより、個人ごと、外注先ごと、顧客ごとのさまざまな数値が目に見えるようになり、
その数値を意識することにより目標設定ができ、達成意欲が上がることで良い効果が現れることがわかりました。

さらに、各職場に大型のサイネージを置き、案件ごとに担当者、進捗状況や終了予定時刻などをリアルタイムで表示しました。
情報を共有することで、営業や印刷、加工それぞれの部門が状況を理解して、
全体がうまく廻るように意見交換をしたり、手伝いに行ったりして、無駄がなくなり効率がアップしました。

 

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2018年には、本社を第1工場に移転し、別々の部署をワンフロアにリニューアルし、
壁が無くなりコミュニケーションが活性化されるようになりました。

 

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さらに、「働き方改革のセミナー」をきっかけに、長時間労働の是正に取り組み、
残業時間が42時間を超える従業員のパソコンに「イエローカード」を貼ることで、
自分はもちろん上司や他の社員にも一目瞭然となり、職場として残業をさせないケアができるようになりました。

さらに、お互いのいいところを報告して、全体朝礼で「褒めシール」を贈呈したり、
年に一度、各社員からの決意表明を聞く会が開かれたり、
社員を評価する制度を充実させ、その効果が現れています。



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2016 (平成28)   経営情報システム「アイコンパス」始動    
2018 (平成30) 本社を第1工場に移転統合し、リニューアル  
2019 (令和元) 「Icom Information」創刊
        「理念共有型採用プロモーションセミナー」開催  

 

さまざまな見える化の取り組みにより、トップダウンではなく社員からの職場環境の改善が進み、
働きやすい職場が生まれました。


それにより、平成30年度には、「労働管理優良事業所知事褒賞」受賞
「静岡県働き方改革アワード ユニークな取組奨励部門賞」受賞
「日本でいちばん大切にしたい会社大賞 審査委員会特別賞」受賞など、表彰されました。

 

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また、お客様向けの情報紙として「icom Information」を創刊。
自社の改革や見える化の取り組みを活かした「理念共有型採用プロモーションセミナー」などを開催しています。


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また、最近では、会社案内や採用活動、商品案内など様々な場面での動画の活用や様々な販促資材の在庫管理など、
トータルでお客様の会社のPRや商品の販促、課題解決をサポートする総合プロモーション企業を目指しています。

 

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「これからの会社経営は信頼関係の構築が大事。
そのためには、分け隔てのない情報共有が重要で、それが理念の共有を産むと思います。
さらに、お客様と対等な立場に立ち、信頼関係を築き真のパートナーになり、
選んでもらえるブランド力を持つことが理想です。
ストレスのない工場で一緒に働きましょう!」と小林社長。

これからの「株式会社 共立アイコム」の躍進が楽しみです。

 

会社情報

 

 

 

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