|2021年度試験情報掲載|日本語ワープロ検定とはどんな検定? # スキル # 資格情報 # 日本語ワープロ検定 資格情報 2020.02.13 パソコンの普及が進み、文書の作成にワープロ機能を使う機会が増えています。職場での仕事はもちろん、SNSへの投稿や、ブログの運営にワープロを利用している方も多いことでしょう。いろいろな場面で、ワープロのスキルをアップしたいと感じたことはありませんか? まずは日本語ワープロ検定を受けて、自分のレベルを確認することから始めましょう。ではこの検定は、どのように実施されているのでしょうか。 日本語ワープロ検定とは 日本語ワープロ検定は、日本情報処理検定協会が実施している、ワープロを使った文書作成の能力を問う検定です。日本語入力や文書作成の技量に合わせ、4級から初段までの7つのレベルが設定されています。 受験する場合、必ず4級から開始しなければならない、というわけではなく、自分の望むレベルを直接受験することが可能です。すでに121回の実施実績があり、多くの人々が受験しています。 難易度はどのくらい? 初段:合格率30~50% 1級:合格率40~50% 準1級:合格率45~55% 2級:合格率45~55% 準2級:合格率55~65% 3級:合格率70~80% 4級:合格率80~90% 日本語ワープロ検定の難易度ですが、検定レベルによって違いはあるものの、初段や1級レベルでなければそう難しくないと言われています。 なお、この数値はあくまで過去の目安なので、慢心せずに勉強することが大事です。 活かせる仕事は? 会社関係 一般事務 医療事務 総務 法務 人事 広告宣伝 会計 経理 財務 学校関係 教師 教授 助教授 学校事務 文筆業 小説家 詩人 エッセイスト ルポライター webライター コピーライター 漫画原作者 脚本家 シナリオライター 出版業 雑誌記者 新聞記者 編集者 公務員 都道府県庁・区役所・市役所・町役場・村役場 各省庁 郵便局 図書館 その他 作詞家 各種団体広報 などがあります。 検定レベル 初段:プロフェッショナル向け 素早く正確な文字入力と、高度なビジネス文書の作成ができる方向け 1級:上級者向け 素早い文字入力と一般的なビジネス文書作成ができる方向け 準1級:準上級者向け 2級:中級者向け 正確な文字入力と一般的なビジネス文書作成ができる方向け 準2級:ワープロ準中級者向け 3級:初級者向け ある程度正確な文字入力とビジネス文書の作成ができる方向け 4級:ビギナー向け 基本的な文字入力ができる方向け 試験内容 初段 速度(10分):一般的現代文(手書き問題から入力) 文書作成1(20分):ビジネス文書作成(表・地図を含む) 文書作成2(20分):グラフの挿入や文字の処理、表内データの処理や段組み、図形挿入など 1級、準1級 速度(10分):一般的現代文 文書作成(20分):ビジネス文書作成(表・地図を含む) 2級、準2級、3級 速度(10分):一般的現代文 文書作成(20分):ビジネス文書作成(表を含む) 4級: 速度(10分) 文書作成(20分):ビジネス文書作成 合格基準 文字入力速度試験と文書作成能力試験のそれぞれに合格基準が存在します。 文字入力速度 初段:800文字以上 1級:700文字以上 準1級:600文字以上 2級:500文字以上 準2級:400文字以上 3級:300文字以上 4級:200文字以上 文字入力は入力ミスごとに文字数が減されるというシステムになっており、減される文字数は検定レベルによって違います。 文書作成能力 初段:文書作成1と2の両方とも80点以上 1級~4級:80点以上 文書作成では1ミスごとに2点減点されます。 受験料(税込み) 初段:5,000円 1級:3,000円 準1級:2,800円 2級:2,500円 準2級:2,300円 3級:2,000円 4級:1,500円 検定試験を申し込んだ後、受験料の請求書兼払込取扱票が送られてきます。その払込取扱書と現金を試験会場に持ち込み、その場での支払いとなるので覚えておきましょう。 なお、受験料の返金は認められていないので注意が必要です。 申込日・試験日 2021年度のスケジュールです。 申し込み日第127回:令和3年5月28日(金)~6月10日(木) 第128回:令和3年9月3日(金)~9月16日(木) 第129回:令和3年10月29日(金)~11月11日(木) 第130回:令和4年1月14日(金)~1月27日(木) 試験日の3週間前くらいには申し込み期間が終了するので、注意しましょう。 試験日第127回:令和3年7月4日(日) 第128回:令和3年10月10日(日) 第129回:令和3年12月5日(日) 第130回:令和4年2月20日(日) 次回の実質的な参加可能試験日は、第123回の令和2年7月5日(日)です。日本語ワープロ検定試験は年4回なので、忘れずに申し込みましょう。 ※試験日程が変更されている場合があるので、詳細は公式HPでご確認をお願いします。 試験会場 北海道・東北地域 札幌市、旭川市、北見市、むつ市、南相馬市、福島県矢吹町 関東・甲信越地域 東京都鉾田市、さいたま市 東海・北陸地域 島田市、伊東市、三重県菰野町、豊川市安城市、名古屋市 関西地域 彦根市、京都市、大阪市、姫路市、豊岡市、尼崎市 中国・四国地域 広島市 九州・沖縄地域 北九州市、大分市、延岡市、那覇市、沖縄県金武町 団体受験の場合 10名以上の申し込みのあった学校や企業・パソコン教室が協会指定の試験会場となります。 個人受験の場合 最寄りの試験会場から選べます。 問合せ先 日本情報処理検定協会 住所 〒461-0023 名古屋市東区徳川町1002番地 TEL:052-936-3817(統括本部) 電話受付:月~金9:00~17:30 検定のある月は土日の9:00~14:30に受付けをする場合もあるので、協会のHPを確認しましょう。 FAX:052-936-5625 HP:https://www.goukaku.ne.jp/ 日本語ワープロ検定に関するページ:https://www.goukaku.ne.jp/test_wordpro.html 団体受験の申し込みはHP上のお問合せファームから行えます。また、電話での登録申請も可能です。 Like