資格情報を徹底紹介!ITパスポート試験とは

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現代社会に欠かすことができないITについて基本的な知識を持っていることは社会人にとって重要です。ITの知識を問う資格にはさまざまなものがありますが、入門的な資格として「ITパスポート試験」があります。
ITパスポート試験の合格を目指すと、ITの基礎知識を習得でき、情報処理技術者などほかの上位資格を取得する際の知識のベースを作ることも可能です。
そこで、この記事ではITパスポート試験について詳しく紹介します。

ITパスポート試験は社会人の基礎知識を問う試験!

ITパスポート試験とは、独立行政法人情報処理推進機構が主催する国家試験です。
経済産業大臣が実施している情報処理技術者試験のひとつとして、一部の情報処理技術者だけではなく、すべての社会人を対象に、情報技術に関する基礎知識を問う試験として行われています。試験で問われるのは技術的知識から経営戦略全般、マネジメントの知識まで幅広い内容です。

難易度はどのくらい?

  • 合格率約50% やや易しい

受験者全体の約38パーセントを占める学生でも合格率は40.8%、受験者の約62%を占める社会人だけを見るとさらに高く62.8%の合格率となっています。
同じ情報処理技術者試験のうち、基本的な知識や技能が問われる基本情報技術者試験の合格率が22.2%であることを考えると、決して難しい試験ではありません。

活かせる仕事は?

  • 一般企業
    法務や経営に関わる部署 事務職
  • OA機器関連企業
    営業職
  • IT系企業
    事務職や営業職
    ITの基本的な知識を必要とする技術サポートのオペレータ
  • 放送局などメディア関連企業
    システム対応業務
  • IT化を進めている金融機関や航空業界
    ビジネス部門

ITの基本知識を持っていることの証明となるITパスポート試験は下記のような幅広い仕事に生かすことができます。ただし、プログラマーやエンジニアなどの仕事に就きたい場合には専門的な知識も求められるため、さらに上位資格を目指すことが必要です。

検定レベル

  • 社会人すべての人向け

情報技術に関して初めて学ぶ方向け ITパスポート試験は、IT人材として即戦力となるような高い知識や技術の習得を求める試験ではありません。幅広い分野について学習することが必要となりますが、あくまでも、基本的な知識を問う試験です。
特に、ITに特化した業務に就いている方に向けた試験ではなく、社会人すべてを対象としています。
このため、これまでにITに関する業務経験がない方や、専門的な知識やスキルを持っていない方でも合格を目指すことは可能です。

試験内容

試験方法

  • CBT(Computer Based Testing)方式

試験時間

  • 120分

試験内容

  • 企業と法務
  • 経営戦略
    ・経営戦略と技術戦略のマネジメント
  • システム戦略
    ・システムの戦略と企画
  • 開発技術
    ・システム開発技術
    ・ソフトウェア開発管理技術
  • プロジェクトマネジメント
  • サービスマネジメント
    ・サービスマネジメント
    ・システム監査
  • 基礎理論
    ・基礎理論
    ・アルゴリズムとプログラミング
  • コンピュータシステム
    ・コンピュータ構成要素
    ・システム構成要素
    ・ソフトウェア
    ・ハードウェア
  • 技術要素
    ・マルチメディア
    ・データベース
    ・ネットワーク セキュリティ など

合格基準

総合評価点と分野別評価点の両方において合格基準を満たしていることが必要となります。まず、総合評価点については、満点が1,000点で合格基準は600点以上です。
次に、分野別評価に関してはストラマネジメント系、マネジメント系、テクノロジ系の3分野それぞれについて判断され、いずれの分野も満点は1,000点で合格基準は300点以上とされています。

受験料(税込み)

  • 5,700円

2016年4月1日に料金の改定があり、5,100円から変更となりました。支払方法は、クレジットカード、バウチャー、コンビニ支払いの3つのうちから選択できます。ただし、一度支払いを済ませた受験料は、どのような理由があっても返還してもらうことはできないため要注意です。
また、支払済みのITパスポート試験の受験料を情報処理技術者試験や特別措置試験に充当することもできません。

申込日・試験日

※6月4日(木)までに実施予定の試験は、全国の試験会場において、中止になりました。
 詳細は
公式HPでご確認ください。

随時、年間を通して申し込みを行うことが可能です。ただし、支払方法によって予約できる試験日が異なるため気を付けなければなりません。
まず、クレジットカードかバウチャーの場合には、申し込みをした日の翌日から3ヵ月後までの試験日のみ申し込みできます。一方、コンビニ支払いであれば、申し込み日の5日後から3ヵ月後までの試験日なら予約が可能です。

またITパスポートの試験はコンピュータを利用して行うCBT方式を採用し、年間を通して実施されています。試験日は会場によって異なっていて、会場ごとの試験日時は情報処理推進機構の「ITパスポート試験」公式サイトで調べることが可能です。各会場の試験日時とともに、座席数や空席状況も確認できます。ただし、確認できるのは、3ヵ月先までの日程です。

試験会場

受験者の希望エリアにもとづいた公開会場で受験可能です。

  • 北海道地方
    北海道
  • 東北地方
    青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県
  • 関東地方
    茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県
  • 中部地方
    新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県
  • 近畿地方
    三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
  • 中国地方
    鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県
  • 四国地方
    徳島県 香川県 愛媛県 高知県
  • 九州地方
    福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県

問合せ先

ITパスポート試験 コールセンター

電話以外にメールでの問い合わせも可能です。ただし、特定電子メールの送信は禁止されています。また、メールによる問い合わせの回答があるのは、原則、問い合わせの翌営業日から起算して、土日や祝日を除いた3営業日以内です。
また、特別措置試験の措置内容や審査、合格証の発送や合格証明書の発行に関して確認したい場合には、問い合わせ先が変わります。